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生姜紅茶の秘密を探して

100%外国資本の有限会社が株式会社化する時に、国営企業と同じように株式オークション(IPO)をする場合もあり、そういった株式も未公開株(OTC)市場に流通しています。
最近では、ホーチミン・ハノイの両証券市場の株価高騰の影響で、未公開株式(OTC)市場にもかなりの資金流入が続いています。 現在のOTC市場での主役は流動性と成長性の高い商業銀行株で、この1年程は押し目らしきものもなく株価は上昇し続けてきました。
また、上場・登録が決定された銘柄または近く決定するだろうと思われる銘柄が物色される傾向も強まっています。 株式市場への上場・登録によりキャピタルゲインの獲得が可能だという認識がベトナムでも根付き始めているのです。

その際に参考にされているのが、2005年6月の政府首相決定による「上場・登録企業リスト」です。 このリストに載る企業は、政府より上場・登録するように指導されており、2006年の株主総会でも続々と上場・登録決議がなされています。
上場・登録決議後にOTC市場での株価も大幅上昇となっているので、このリストの企業を先回りして買い付けるのです。 未公開株は完全に相対取引で売買されており、ベトナム人同士では、街の喫茶店や銀行・証券会社の店頭などで売り手と買い手が価格交渉をしています。
両者の間で価格交渉がまとまれば晴れて売買成立です。 しかし、日本に居住する日本人投資家はどうしたらいいのでしょうか?ベトナムの喫茶店に行くことも、売り手を見つけることも、ましてやベトナム人とベトナム語で価格交渉することも到底不可能です。
たまたま売り手を紹介され、通訳を通じて直接相対で取引ができたとしても、正しく名義書換が行われるのか、金銭授受はどうしたらいいのか、配当や株主への無償株式割当てなどの権利の配分をどうするのかなど課題山積です。 ベトナム人同士でもトラブルが発生していると聞きますので、日本人にはかなり難しいでしょう。
私などは考えただけでしんどくなってしまいます。 でも安心してください。
証券会社でも外国人投資家向けに未公開株の仲介をしてくれます。 口座開設をした証券会社に買いたい未公開株銘柄を提示したら、証券会社が売り手を探してくれます。
証券会社が運よく売り手を見つけられたら、証券会社がその銘柄を買い付けた上で我々に売却してくれるのです。 売買仲介手数料は上場・登録企業と同じですが(売買代金の○%が上限)、証券会社の買い付け価格に若干手数料を上乗せするのが普通です。
日本人向けには手数料を大きく乗せて売却している(ぼっている)というような話もあるようなのでご注意ください。 証券会社といえども、ここはベトナムですから、当然ながら彼らはしたたかに自分達の商売をしてきます。
実際に流通しているOTC株は前述のように300社程度ですが、その中でも日本人投資家が思い切って投資できる、投資してもよいと思われる主力銘柄は非常に限られています。 日本国内でも未公開株売買を行っている人は少なく、頻繁に詐欺や見込み違いが起きています。
海外の、しかもまだまだ発展途上のベトナムOTC市場ではより慎重な姿勢が必要でしょう。 基本的には次で詳しくお話をするIPO/PO銘柄に投資するのが一番安全です。

一定レベル以上の情報開示がIPO/PO時になされているからです。 それ以外のOTC株の個別情報を入手することも、その信懇性を確認することも、株価の妥当性を評価することも非常に難しいと思われます。
プロの投資家がまとめて買い取ったOTC株の一部を再譲渡してもらうことも可能かもしれませんが、問題はその投資家が信頼できるか、でしょう。 ここでは、現在、ベトナムOTC市場に流通している主力株のほんの一部を紹介したいと思います。
株式商業銀行株は、ベトナム人にとって、証券市場における「ゴールド」ともいうべき銘柄です。 ベトナム人は、長年、銀行預金ではなく金(ゴールド)で密かに資産形成をしてきましたが、そのゴールドの代わりに、株式商業銀行株に投資して資産を保有しておくわけです。
この2年間の株式商業銀行株の主役は間違いなくサコムバンクでしたが、2006年7月に銀行株として最初の上場が実現するので、次の主役を探さなくてはなりません。 といっても、現在は、外国人投資家が銀行株式に投資することは規則上ほぼ不可能となっています。
でも、規制緩和の大きな流れの中で、それほど遠くない時期にわれわれも投資できるようになることを信じて、引き続きウォッチしていきましょう。 ここでは次の主役候補として3つの銀行を取り上げます。
日本で起きている未公開株をめぐる詐欺まがいの事件の多くも、プロと称する人々が、めったに手に入らない上場&値上がり確実の未公開株を、一般投資家に、特別に分けてあげる″という構造です。 日本でも、ベトナムでも未公開株に関するうまい話には気をつけましょう。
G銀行(MB社)資本金5500億VND/株価○額面比6倍程度(2006年5月末現在)2005年経常収益“7000億VND(推定)・当期純利益“1200億VND(推定)※1億ベトナムドン(VND)は約○万円程度/1兆ベトナムドン(VND)は約○億円程度。 現在、資本調達力と与信力を高めるだけでなく、債権の分類と回収に真剣に取り組んでいA株式商業銀行(ACB社)資本金約1兆1000億ベトナムドン(VND)/株価額面○倍程度(2006年5月末現在)2005年1兆3535億ベトナムドン(VND)・当期利益2931億ベトナムドン(VND)株式商業銀行中で経常収益・当期純利益トップで、サコムバンクに次ぐ上場有力候補と見られている。

また、2006年第1四半期の業績も絶好調であり、総資産記兆2130億VND/貸出残高旧兆1720億VND/税引前利益1100億VNDに達した。 2005年比でいうと、総資産は○倍、貸出残高は○%増、税引前利益は○8%増となっている。
2004年度までは不良債権比率が○%強と厳しい状況が続いていたが、その後の大幅増資により一気に不良債権処理を実施。 2005年度にはほぼ不良債権処理も終了し、黒字転換。
2005年上半期には額面比桝倍程度だった株価も、業績回復と折からの銀行株上昇の流れにのり7倍程度に上昇している。 資本金蹄7000億VND/株価額面比7倍程度(2006年5月末現在)2005年経常収益8299億VND・当期純利益皿211億VNDる。
2006年は、総資産○兆5000億VND、預金残高9兆2000億VND、貸出残高5兆8000億VND、延滞債権率2%以下、税引前利益1900億VNDを計画しており、資本金を7800億VNDまで増資予定。 押しも押される製薬業界のトップ企業。
未上場企業ではあるが、ベトナム国内での知名度はB社/J社といった上場有名企業に匹敵する。 すでにホーチミン市場への上場が決定済み。
2006年〜2007年に1000億VND以上の投資案件をかかえ、2006年度中に200億VNDの新株発行増資を実施する計画。 2010年までの中期経営計画では、毎年4%〜10%の売上高成長と生産量20%〜30%増を計画している。

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